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Q&A:
リグナン/セサミン

  ごま・ゴマ油の特性の多くは、ごまリグナンと呼ばれる微量成分が担っています(0.5〜1.0%前後)。
 リグナン:Lignaneとは、樹木の木質をつくる天然化合物を指し、自然界には 多種多様なリグナンが存在します。化学的には共通の構造が見られ、2個のC6C3単位(プロピルベンゼン)を 基本骨格としています(図左)。うち、ゴマに特有なリグナン成分をごまリグナンあるいはセサミン類と称します。
         
     
  リグナンの共通構造   ごまリグンナンのスケルトン  
効用

 ごまリグナンあるいはセサミンの仲間として以下5種がよく知られています。
 ・セサミノール
 ・セサモール
 ・セサモリノール
 ・セサモリン
 ・ピノレジノール
  うち、セサミノールは水酸基をもつポリフェノールで、強力な抗酸化性を示します。別に、光学異性体エピセサミンなどや配糖体セサミンxグルコースなども 知られています。  

  ごまリグナンには以下のような機能があげられます。

・抗酸化作用
・コレステロール低下
・肝機能改善(アルコール分解促進)
・脂肪酸の代謝(β酸化)促進
・制がん
・血圧低下
・免疫力増強(食物アレルギー抑制)
・老化防止 等

 その効果は、同じごまに含まれるα-トコフェロール(ビタミンE)との相乗効果で強化されます。

セサミン機能モデル
 ごまリグナンの働きは、おおむねポリフェノールやフラボノイドの枠組みと理解できますが、なかで、特徴的なのはコレステロール低減や脂質代謝の調節機能です。これは、「あぶら」を食べて、コレステロールが減る、という逆説的な効果を意味します。
 ごまリグナンの働きについては、わが国で研究が盛んで、多数の報告が公開されています。具体的には、脂質代謝を司る転写調節因子、SREBP抑制や受容体、PPAR-α 亢進などが確認されています。たとえば、公的な研究例として以下をご参照ください。
参考(外部リンク)  
     
独立行政法人 食品総合研究所研究内容報告:
「ゴマに含まれるセサミンの血清中性脂肪・コレステロール低下 の機序を解明 (平成12年)。」
 
     
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